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    Mobile money in Africa from the economist ENG-JPN translation - 5月 7, 2012 by T.N.I.E.R.

    The Economist.com

     
    「現代化」をご希望の方は数字の[1]を

     

    最貧の大陸に芽吹くあるビジネス

     

    元記事URL

    http://www.economist.com/node/21553510

     

    「携帯電子マネー」―つまり携帯電話による金融取引が
    アフリカ大陸において広まっている事は周知の通りだ。
    その普及の拡がりには驚きを隠せない。
    「携帯電子マネー」の使用頻度が最も高い国々の4分の3はアフリカ大陸に集中しており、
    それらの国々の「携帯電話バンキング」は突出している。

    ゲーツ財団、世銀とギャラップによる世界の金融動向に関する新調査では、
    2011年の時点で成人人口の10%以上が「携帯電子マネー」を使用している国

    は世界に20ヶ国ありその内15ヵ国はアフリカにあるという結果が判明した。

     

    Copyright the economist.com

     

    更にケニア、スーダン、ガボンでは成人の半数以上が携帯電子マネーを使用している。
    その一方で、より成熟した金融システムを持つブラジルやアルゼンチンといった
    国では携帯電子マネーの使用率はわずかに1%だった。
    もし貴方が”携帯電話バンキング”を金融サービスの単なる1手段としてしか考えていないならば、
    これらアフリカに住む人々―つまりは最寄りの銀行支店まで数日歩かねばならない人々―
    は、貴方が思っているより遥かに金融にも通じており、
    銀行の数自体も貴方の考えるそれよりも多いであろう。

     

    携帯電話による商取引のほとんどは少額である。
    例えば、市場での商取引では小作農にキャッサバやひき割りトウモロコシ一袋の
    代金支払いをする際等に携帯電話が使われる。
    ケニアにおいて最も商的成功を収めた携帯電話関連の製品は数セントのSIMカードだ。
    それというのも、全ての人々にとって日々臨時的に発生する商取引に備えて

    SIMカードは必要なものだから、というのがその理由だ。

    また、携帯電話は外国に暮らす家族への送金にも使われる。
    これはほぼ無政府状態のソマリアのような国でなぜ携帯電子マネーが良く使われるか、
    (昨年は、同国の成人の3分の1が携帯電子マネーを使用した)

    という疑問に対する説明にもなるだろう。
    ソマリアは最も海外からの送金に依存している国の一つだ。
    ある調査では、(ソマリアにおける)会社設立時の出資資金の8割は

    国外からの送金で成り立っており、
    携帯電話バンキング無くしてはこのライフラインは今よりはるかに貧弱なものだっただろう。

     

    Copyright the Guardian.co.uk

     

    ほぼ全てにおいて、携帯電子マネーは紙ベースの銀行取引と、
    言うなればバスの運転手を介した送金の両方に取って変わる金融サービスの手段だ。
    携帯電子マネーは、銀行の支店もしくはATMに行けない人々にも

    金融サービスの利用を可能にする。
    この事実は、銀行システムは教育を受けた人々だけが利用出来るものだ、

    という(アフリカにおける)これまでの認識を覆す事になるだろう。
    アフリカでは初等教育若しくは全く教育を受けていない人々の内

    わずか10%しか銀行口座を持っていない。
    一方で高い教育を受けた人々は55%が口座を持っている。

     

    しかしながら、これらの国々の携帯バンキングの利用率は
    大卒をはじめ、その他の人々にも銀行の利用率が広がっている
    という事実を証明するのに十分なものである。

     

    携帯バンキングの普及は普通銀行口座の普及と共存するようだ。
    携帯電子マネーの利用率は成人人口の68%前後に届くケニア
    (規制がかなり緩い事も手伝って世界でも圧倒的な普及率だ)では、
    やはり成人人口の40%以上がが普通銀行口座も持っている。
    先進技術(携帯電子マネー)はそれが追い越したもの

    (既存の銀行口座の保持率)にも好影響を与えている。


    久しぶりの投稿です - 4月 17, 2012 by T.N.I.E.R.

    ここ2-3ヶ月は体調が芳しくなかったり、ブログの中の人が多忙だったりで

    すっかり更新が滞ってしまいました。

    ポラニー論や私の活動を色々支えて下さっている松尾氏の事、中田氏の事、相沢医師の事、

    講演会の事、

    記事は色々書いたのですが、中の人のチェックが予想外に厳しく中々公開出来ない状態です。

    ただ、実名で公開記事を書いている以上、

    「適当な事は書くと大変な事になるよ」というのは確かに正しいかもしれません。

     

    近況ですが、定年退任して最初の年ということもあり、

    生活パターンの変化になかなか上手く適応できずにいます。

    非常勤講師という形で今年度も授業は持たせて頂いておりますが、

    やはり現役の時と違ってもはや教授会に参加することもなく、試験の手伝いもない。

    判っていた事とはいえ、長年やってきたことが急に無くなってしまうというのは堪えるものです。

     

    新しい年度が始まったのですが、今日は嬉しいことがありました。

    社会人大学院の授業に予想を上回る数のに出席者の方がいた事です。

    タイムテーブルの都合で今回のコマを取れなかった方もいたようで、

    皆様の熱意をありがたく感じました。

    出席者の方々の熱心さに最初の予定を超えて長く話し込んでしまいました。

     

    この景気状況でも大学院に戻って学ぼうというのは

    覚悟や熱意が無ければ簡単に踏み出せることではないと思います。

    今までも社会人大学院にはあらゆる分野から非常に優秀な学生が集まり卒業していきました。

    現役の学生ももちろんですが、これからもこうした授業を大事にしていこうと思いました。


    電子書籍化のお知らせ2 電子書籍の読み方 - 1月 16, 2012 by T.N.I.E.R.

    前回のエントリーでは、Reader Storeにて拙著『K・ポラニー 市場自由主義の根源的批判者』
    の電子書籍販売開始の旨を告知させて頂きました。

     

    今回、文眞堂様から新たに別の電子書籍販売サイトにおいても拙著が販売されましたので、
    (価格はどの電子書籍店舗でも税込2,301円です。 ※書籍版=紙媒体は税込2,625円)
    改めて告知させて頂こうと存じます。

     

    正直な所、今までは私自身も
    “電子書籍を読むにはどうすればいいのか”
    “どの電子書籍サイトがどの端末に対応しているのか”
    よく理解していない部分があったので、今回調べてみました。

     

    このエントリーでは、(拙著が販売されているサイトだけになりますが)
    “どうすれば電子書籍が読めるのか?”についても大雑把に解説してみたいと思います。
    大雑把とはいえ、機械に強くない方向けにも理解出来るように努めましたので、
    冗長に感じるかもしれませんが…

     

     

    まず、現時点で拙著の販売がされている電子書籍の店舗は以下の6店舗です。

     

    ……………………………………………………………………………………………………………

    紀伊國屋書店BookWeb

     
    >対応端末=windows XP sp3以降のOSを搭載したPC,

            Android OS搭載のSmart PhoneもしくはTablet PC,

            Sony Reader, Panasonic UT-PB1,

            iphone, ipod touch, ipad

     

    >対応端末に関する紀伊國屋書店BookWebのページはこちら

     

    >必要なアプリケーションソフト=Kinoppy

    >Sony Readerの場合はこちら
    ……………………………………………………………………………………………………………

    BookLive!

     

    >対応端末=windows XP sp3以降のOSを搭載したPC,

            Android OS搭載のSmart PhoneもしくはTablet PC,

            Panasonic UT-PB1,

            iphone,  ipad

            Windows®Phone

     

    >対応端末に関するBookLive!のページはこちら

     

    >必要なアプリケーションソフト=BookLive! Reader

    ……………………………………………………………………………………………………………

    東芝BookPlace

     

    >対応端末=windows XP sp3以降のOSを搭載したPC,

            Android OS搭載のSmart PhoneもしくはTablet PC

     

    >対応端末に関する東芝BookPlaceのページはこちら

     

    >必要なアプリケーションソフト=BookPlace Reader

    ……………………………………………………………………………………………………………

    AU Lismo Book Store

     

    >対応端末=AU smart phone ISシリーズ

            AU Biblio leaf SP02

            AU 携帯電話

     
    >対応端末に関するLismo Book Storeのページはこちら

     
    >必要なアプリケーションソフト=機種によって違いが大きい為、

                         こちらで確認してください
    ……………………………………………………………………………………………………………

    Reader Store: Sony

     

    >対応端末=Sony Reader

                     Sony Tablet

     

    >Sony Readerでの電子書籍使用方法はモデルによって異なるようです。 

     

    Sony Reader PRS-G1

    =3G通信(別途AUとの回線契約が必要)とWiFiでネット接続可。動画再生は不可

     

    Sony Reader PRS-T1

    =WiFiでネット接続可。動画再生は不可

     

    …上記2モデルは、ネット接続可能な端末なので、

    端末から直接Reader Storeにアクセスして電子書籍を購入・閲覧

     

    Sony Reader PRS-650

    =端末からのネット接続は不可。電子書籍や画像ファイルの閲覧、音声ファイルの再生可。

     動画再生は不可

     

    Sony Reader PRS-350

    =端末からのネット接続は不可。電子書籍や画像ファイルの閲覧可。

     動画再生は不可

     

    …上記2モデルは、端末からのネット接続が不可の為、

    手持ちのPCで電子書籍を購入・ダウンロードし、そのデータをUSB接続で端末に転送して閲覧

     

    >Sony Tabletでの電子書籍使用方法 

     

    …Sony Tabletは、端末からのネット接続

    (3G通信とWifiが選択可能。3G通信を使う場合、

    NTTdocomoと回線契約が別途必要)が可能なので、

    端末から直接Reader Storeにアクセスして電子書籍を購入・閲覧

    ……………………………………………………………………………………………………………

    Raboo (楽天)

     

    >対応端末=Sony Reader

                     Panasonic UT-PB1(=Tablet PC, WiFi通信のみ)

     

    >Sony Readerでの電子書籍使用方法 

     

    …サイトの説明を読む限りは、機種を問わず

    手持ちのPCで電子書籍を購入・ダウンロードし、

    そのデータをUSB接続で端末に転送し閲覧する方法のようです。

     

    >Panasonic UT-PB1での電子書籍使用方法

    …UT-PB1は、端末からネット接続が可能(WiFiのみ)なので、

    端末からRabooに直接アクセスして電子書籍を購入・閲覧

     

    2012年1月15日現在、Rabooで販売している一部書籍の中に、

    UT-PB1では再生できないファイル形式(拡張子.book)の書籍があるようです。

    2012年初旬に対応する、との記述があります

    ※拙著もこれに該当します。もしRabooから拙著をご購入戴ける時は、(対応完了までは)

     Sony Readerをお持ちの方のみご購入をお願い申し上げます。

    ……………………………………………………………………………………………………………

     

    以上が、現時点で拙著を販売している電子書籍販売サイトと対応端末の大雑把なまとめです。

    簡略化したかったのですが、色々考えると省略出来ない内容もあり長くなってしまいました。

     

    補足ですが、ここで紹介した電子書籍リーダー(Sony Reader, Biblio Leaf)は、

    電子ペーパー(=長時間画面を見ても目が疲れない液晶)を採用しており、

    これが他の端末との大きな違いです。

    電子書籍リーダーで動画再生が不可な理由はこの特殊な液晶画面が理由なようです。

     

    >>端末の種類と電子書籍を読むまでの手順<<

     

     

    上記の通り、電子書籍を読むにあたっての端末は

    PC, Tablet PC, smart phone,携帯電話,電子書籍リーダーと色々な種類があります。

    更に電子書籍リーダーはネット接続機能(3G通信やWiFi)があるものとないものに分かれます。

     

    様々な種類の端末がある訳ですが、「電子書籍を読むまでの具体的な手順」という話になれば

    端末は2つのグループに分かれるかと思います。

    その2つとは、端末自体にネット接続機能があるものとないものです。

    以下はそれぞれの操作方法です。

    ……………………………………………………………………………………………………………

    >端末にネット接続機能がある場合

    (=PC, Tablet PC, smart phone, 携帯電話,ネット接続機能がある電子書籍リーダー)

     

    …例外はありますが、ほとんどの場合は

     

    1.端末に電子書籍を読み込むために必要なアプリケーションソフト

      (ほとんどのものが無料)をインストールする。

      端末によっては最初からインストールされているものもある

     

    2.端末から電子書籍販売サイトにアクセス、読みたいものを買って読む

    …………………………………………………………………………………………………………… 

    >端末にネット接続機能がない場合

    (=ネット接続機能がない電子書籍リーダー等)

     

    …こちらも機種によって違いはありますが、ほとんどは

     

    1.まず、手持ちのPCに電子書籍リーダーを認識させる為のアプリケーションソフトをインストール

     

    2.手持ちのPCで電子書籍販売サイトにアクセス、読みたいものを購入・PCにダウンロードする

     

    3.ダウンロードした電子書籍をPCから端末へUSB接続等で転送(同期)する

    ……………………………………………………………………………………………………………

     

    …以上が 大雑把ではありますが、電子書籍を読むまでの大まかな操作方法です。

    当然、個々の端末・電子書籍販売サイトによって

    必要な操作やアプリケーションソフトは異なります。

    実際にトライされる方は、お金を使う前に必ず選んだものをよく調べてみてください。

     

     

    ※注意と免責事項※

    拙著に限らず電子書籍をご購入の際は、必ず各書店のサイトで

    対応端末や必要なアプリケーションソフトのVer.等の詳細を確認するようにして下さい。

    この記事を利用した事で直接的・間接的に損害が発生した場合でも、

    当事務所はいかなる責任も負いません。


    電子書籍化のお知らせ - 1月 3, 2012 by T.N.I.E.R.

    2012年がスタートしました。

    皆様、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

     

    昨年末に、文眞堂様のご尽力によって、Reader Storeから

    拙著『K・ポラニー市場自由主義の根源的批判者』

    が電子書籍として販売の運びとなりました。

    価格も2,301円と、紙媒体(2,625円)よりも1割以上安くなっています。

     

    価格面に電子書籍の恩恵が反映されていないように見えるかもしれませんが、

    これは、私が文眞堂さんに無理をお願いして紙媒体の販売価格を

    500円安くして頂いた為です。

     

    …Reader Storeで販売されている電子書籍を読むには、

    Sony Readerという端末が必要です。

     

    ここ2年ほどで急速にsmart phoneやIpad等の電子媒体が普及し始めました。

    当事務所でも、これらに対応出来るようにしていきたいと考えております。


    2011年を振り返って - 12月 31, 2011 by T.N.I.E.R.

    歴史に残る大事件が数多く起こった2011年も残り時間と少しになりました。

    簡単に振り返ってみようと思います。

     

    個人的な所では、長年のポラニー研究を念願の書下ろしとして

    出版出来た事が何よりも大きな出来事でした。

    出版に際しては、文眞堂様のご尽力により定年退職の日付(5月26日)

    に間に合うように全てを手配して頂きました。

    心より感謝申し上げます。

                      

     

    また、今年は多くの研究会に呼んで頂き講演の機会を頂きました。

    これは長年の地道なポラニー研究が花開いた結果かもしれません。

     

    今後もポラニー論をベースに、市場社会の形成・拡大・崩壊、

    そして市場自由主義をめぐる攻防をテーマに研究に邁進し、著作の刊行

    に繋げていきたいと思います。

    その上で、今年の様に様々な分野の方達と交流をして

    意見や情報の交換を活発にしていければと思っています。

     

    前述にもある通り、私は今年の5月26日(誕生日の前日)をもって、

    41年間勤めた日本大学経済学部を定年退任となりました。

    先日の定年退任記念講義の際には、年末の多忙な時期にも関わらず、

    縁のある多くの方達に足を運んでいただき、本当にありがたく感じました。

    41年間を思い返し、様々な事が思い出され万感胸に迫る思いでした。

     

    2011年は、日本国内でも世界でも多くの重大事件が発生した年でした。

    今回の地震・原発事故で強く感じたことは、錯綜する情報の真偽の程が全く見えず、

    何が本当で何が嘘なのか全く判断が付かなかった、という事です。

     

    個別の事例には触れませんが、政府、既存メディアそしてインターネット、

    それぞれの発信する情報は、どれもが発信源の何らかの意思や目的の上に発せられていた。

     

     

    そしてその意思や目的というのは、一般の国民にとって益する所は果たしてあったのか、

    非常に疑問に思いました。多くの方が同じ事を感じていたのではないか、と思っています。

     

    インターネットという情報ツールが普及したこの時代、

    国民一人一人のメディアリテラシー、情報リテラシーは今や言い訳が許されない

    死活的要素になりました。

     

    情報の取得方法が多様化し、自らも発信できる時代となりました。

    機械に疎かった私が、サイトを持ち、ブログを書き、Twitterまで始めた事が

    もしかすると個人的には今年最大の出来事かもしれません。

     

    ・・・話は逸れましたが、最後に世界経済の話を。

    EU発の信用危機に関しては、私の研究分野である国際通貨体制史に通じる所があるので、

    歴史的視点からの分析をしていきたいと思っています。

     

    長くなりましたので、この辺で。

    来年は非常勤講師として引き続き日本大学経済学部で担当の講義をしていきます。

    今年は研究会を通じて多くの方と知り合うことが出来ましたので、

    来年もこの縁を大事にしていきたいと思います。

     

    今年も一時間を切りました。それでは皆様良いお年をお迎えください。

    来年こそは良い年でありますように。

     


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